【蚯蚓出】 蛍の季節

2023 .05 .13

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立夏(りっか)

夏の始まりの時期で、春分と夏至の中間にあたります。

第二十候 蚯蚓出 (みみずいずる)

冬眠していたミミズが地上に這い出してくる、という意味の言葉です。土中で越冬した動物が起き出してくる時期としては、三月上旬の「啓蟄」の候が一般的に知られますが、ミミズは他の生きものと比べて目覚めが遅いのでしょうか、その頃に畑や花壇の土を掘ると、まだ眠そうに横たわっているミミズに出くわすことがよくあります。

 ホタルの季節

今年も水辺で涼しげに飛び交うホタルの光が目につく季節を迎えています。ホタルが現れると本格的な初夏の訪れの証しです。ホタルは夕方から飛び始め夜半近くに最も盛んに飛び回りますが、日付が変わるころにはほとんど飛ばなくなります。ホタルが現れるのは例年、九州南部や四国の南西部などの気候の暖かい沿岸部で5月中に、それより北には順に上がっていき北海道では7月に入ってからの出現のようです。

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オーベルジュ土佐山周辺では6月上旬~中旬にかけて、ゲンジボタル・オバボタル・ヒメボタルの3種類のホタルを見ることができます。毎年この時期に行われる「清流鏡川 ほたる祭り」にはたくさんの方が幻想的な光を観賞にお越しになります。ほたる祭りの日程が決まり次第お知らせいたします。

次回:<第二十一候>竹笋生

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